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宮古島市では、新たな交通体系を考えようと、市街地周辺などを無料で回るバスが試験運行中ですが、このバスを車いす利用者が体験乗車しました。体験乗車したのは、宮古島市内の福祉施設に通う車いす利用者の2人です。

今回の体験乗車では、車内スペースが狭いため、介助者の助けがなければバスを降りることができないことなどが判明。今回の要望は、今後の交通システムの構築に生かされます。

参加者は「役所前で乗ろうとしたけど、車いすでは乗れなかった。もっと台数を増やして、すべてのバスで車いすが乗れるようにしてほしい」と話していました。

宮古島市には、車いすに対応したスロープ付きのバスは1台しかなく、車いす利用者はバスの必要性を訴えていました。