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14日は旧暦の1月5日、まだお正月気分の残る地域もあるかもしれません。那覇市内の幼稚園では、旧正月を祝うユニークな新年の宴が開かれました。

覚えたてのうちなーぐちで「いい正月でーびる」と新年の挨拶をしたのは、那覇市高良幼稚園の子どもたち。

園では普段から方言や民謡など沖縄の文化に触れる機会を設けていて、今回、旧正月を祝おうと地元・宮城の自治会や保護者も一緒に、歌三線や踊りが盛りだくさんの旧正月の宴を開きました。

「かぎやで風」の演目では、この幼稚園に通う4歳の米藍李ちゃんが母親と一緒に練習した踊りを披露。また、地謡をつとめた出演者たちも子どもたちの勉強のために「これから一生懸命がんばって良い子になってね」とうちなーぐちであいさつをしていました。宴の最後は、園児全員で元気いっぱいにカチャーシーを踊りました。

園児の半分近くは県外からの移住者ということですが、子どもたちにとっては、思い出に残る旧正月のお祝いになったようです。