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流ちょうな日本語でした。県内在住の外国人による日本語弁論大会が那覇市で開かれました。

今回で30回目の日本語弁論大会には、県内の大学に通う留学生ら12人が出場。日頃学んでいる日本語でユニークな視点から自らの意見を述べました。

琉球大学で学ぶ、ハンガリーのメサーローシュガブリエラさんは氾濫するカタカナについて話します。「ハローワークは確かに公共職業安定所より(言葉は)短いとは思いますが、どんな所だかわかりません」

また沖縄大学に通うドイツのデベラダニエルさんは日本文化・茶道について「私は茶道オタクなんですよ。友達には「え〜茶道?あんなの御嬢さんの暇つぶしじゃない?お前だっせぇな〜」と茶々を入れられました。

そして琉球大学に通うブルガリアのチョラコフデルチェフリュボミルさんは割り箸について「数十年かかって成長してきた木を切り倒しお箸にして、お客が20分ほど使うと捨てられます。何百万人もの人が使って捨てるのですちょっともったいないと思いませんか?」と話します。

留学生らの流暢な日本語とユニークな弁論におよそ350人の観客からは大きな拍手が送られていました。