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那覇空港の第2滑走路増設に向けた環境アセスの準備書を専門家の委員らが審査する会議が、8日に那覇市で開かれました。

会議では環境や生物が専門の9人の委員が、2012年9月に国から県に提出された環境アセスの準備書を審議しています。

3回目となる8日の会議では、これまで出た指摘や意見を集約した「答申書」案について確認が行われました。

委員からは水の流れを良くする装置をもっと広範囲に設置すること、サンゴの移植方法を慎重に検討する必要があるといった内容を盛り込むべきだという意見が出されました。

また、工期が7年から5年10カ月に短縮されると、工事のタイミングが変わるため、時期に合った潮流のデータや騒音や振動などの予測も評価し直すべきとの意見も確認されました。