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落下事故はオスプレイからだったという事実が県に伝えられたのはきのう6日の夜でした。5日午後、普天間基地を離陸したオスプレイから飲料水のボトルが落下した事故で、県は7日午後、アメリカ軍などに対し、再発防止を申し入れました。

これは5日午後、オスプレイが普天間基地を離陸している間に、高さ20数センチのプラスチック製の飲料水ボトル1個が機体の外に落ちたものです。落下したボトルは見つかっていません。

これを受けて、7日午後、県の基地防災統括官らが海兵隊の政務外交部を訪れ、事故の再発防止などを強く求めました。

古波蔵健・基地防災統括官は「県からの申し入れに対し米軍としては、指摘のとおりだと。事故については遺憾だと。新たな手順を取り入れて二度と落ちることないようにすでに取り組んでいて、今後も万全を尽くしていきたい」と話していたと言いました。

また、宜野湾市では、佐喜真市長が沖縄防衛局の武田局長に対し「落下物があること自体、極めて危険度が高い。市民が不安を感じている現状において沖縄防衛局でも米軍に対して再発防止をお願いしながらしっかりとした対応をお願いしたい」と再発防止を申し入れました。

これに対し、武田局長は「重大な事故にもつながると認識している。大変遺憾なことで市民に申し訳ない」として謝罪しました。