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菓子や食肉など、県産品のアジアへの輸出をさらに広げようと海外での卸販売などを手がける県内企業が28日、那覇市で商談会を開きました。

商談会はアジアを中心に貿易や卸事業を手がけるえんグループがひらいたものでアジア進出を計画中の食品系の中小企業およそ20社が参加。会では、まず香港との貿易では関税がかからないなど税制上のメリットや市場の動向などアジアとの貿易事情が説明されました。

一方で、日本食の人気は高いものの黒糖や塩以外の県産食材はまだ馴染みがなく、試食や説明販売など展開には工夫を要することなどが提案されました。

2013年3月にはマカオや香港のデパートで「沖縄フェア」が開催される予定で、えんグループでは今回、沖縄からダイレクトに輸出できるメリットをいかし、食肉やもずく、豆腐などさらなる県産品の販路拡大を図りたいとしています。