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日本政府が返還を要求している北方領土について、中学生たちが学ぶ特別教室が26日に浦添市で開かれました。この教室は国後、択捉歯舞、色丹の北方4島の返還を要求している独立行政法人が開いたものです。

参加した浦添市内の中学生たちは、去年、国後島で撮影された写真をみながら「現地の人が着ている服は日本と違う」「看板に見たこともない文字が書かれている」など気づいたことを話し合いながら、北方領土の現在や歴史を学んでいました。

また、北海道で元島民と交流した経験のある小禄中学校の宮城菜摘さんは「当時住んでいた日本人が家や土地を失った話には胸が締め付けられる気持ちがした」と領土問題の複雑な状況を確認した様でした。