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沖縄都市モノレールでは電車の運転免許を取得するために県外での講習に職員を送ってきましたが、このたび、初の「自社での講習」による合格者が誕生し、17日に免許が交付されました。運転免許を取得し、ゆいレールの運転士となったのは、入社5年目の小禄一史さんです。

電車などを運転する免許「動力車操縦者運転免許」は技能試験や筆記試験、さらに適性検査を経て与えられるもので、沖縄都市モノレールに在籍する運転士は、これまで免許取得のために県外の機関で研修を積んでいましたが、一人およそ300万円の経費がかかっていました。

2012年4月から行われた初の試みでは、沖縄都市モノレールの先輩運転士が講師となり、小禄さんを指導した結果、みごと合格。運転士免許を取得したということです。

小禄さんは「死にもの狂いで勉強しました。安心して快適にご乗車して頂ける運転ができるような運転士になりたいと思います」と緊張した面持ちで話していました。小禄さんは2013年2月、社内の最終試験を受けた後、運転士としてデビューする予定です。