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うるま市の石油備蓄基地で原油が流出し、周辺の住宅地で有害物質のベンゼンが検出されている問題で、180人以上の住民に再検査、観察が必要などの検診結果が出ていることがわかりました。

この原油流出事故で周辺の住宅地では環境基準値を超える有害物質のベンゼンが検出されていて施設を管理する沖縄ターミナルは12月、平安座島など周辺住民を対象に健康診断を実施しました。

この結果、受診した532人のうち、183人に、白血球数が基準値の範囲外だったり尿たんぱくが陽性になるなどの結果が出て、再検査や要観察となっていることがわかりました。

沖縄ターミナルでは、事故との因果関係について「今回の健診結果と、次回3月に予定している健診の結果を比較して判断したい」としています。