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小野寺防衛大臣は、アメリカ軍基地を抱える県内の市町村長らと意見交換に臨みました。

会場入り口に立つ、小野寺防衛大臣。集まった市町村長一人一人と握手を交わす異例の出迎えで意見交換が始まりました。

小野寺防衛大臣は「皆様方からお声を聞きまして、そしてそれを政策に反映させていきたいと思っております」と話しました。

意見交換は非公開で行われましたが、出席者によりますと、小野寺大臣は終始、聞き役に徹していたということです。

佐喜真宜野湾市長は「返還の期日であれ、返還までの間、市民の負担軽減、危険性の除去というものを原点に立ち返りながら、やっていただきたいということを要望させていただきました」と話します。

稲嶺名護市長は「人口の多い密集地から、人口の少ない辺野古に移すことがこれも一つの負担軽減だということになると、これはおかしいんじゃないかと、そこにも何百年も前から人が住んでいる、今なお人が住んでいる」と話しています。

意見交換では、この他にも、「これ以上住民の命を危険にさらすことはできない」など、沖縄側から負担軽減を求める厳しい声があがったということです。