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北朝鮮による事実上のミサイル発射予告を受け迎撃用ミサイル・PAC3を積んだ輸送艦が5日、石垣市に到着しました。ミサイルの一部が日本の領域に落下した場合に迎撃できる態勢がとられます。

5日午後2時過ぎPAC3発射機やレーダーなどを搭載した海上自衛隊の輸送艦「くにさき」が石垣港に接岸し午後3時40分ごろ1台目のミサイル発射台が船から降ろされました。

このあと輸送車に乗せられた発射台などは市街地を通り配備される予定の海岸沿いの埋立地へと向かいました。

北朝鮮は10日から22日の間に人工衛星と称するミサイルを発射すると予告していて、防衛大臣は、沖縄など日本の領域に落下した場合に迎撃できる態勢をとるため破壊措置準備命令を出しています。