※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

「すごいいい香り。掘った瞬間から生姜の香りがしますね」

今日のVIVAうちなーむんはこれからの季節にぴったり身体の中から温めてくれる生姜。お邪魔したのは南城市大里で今年、初収穫を迎えている城間さんの生姜畑です。

News Photo

城間好美さん「定年になってやることがない時に、やりませんかと話があって。ネギ一本植えたことがない」

実は城間さん夫婦、本格的な農業は初めてということですが、栽培指導をしてきた小田さんも太鼓判の立派な生姜ができました。

みやぎ農園・小田哲也さん「本当に一番できのいいものを作ってもらって」

News Photo

近年の健康ブームで需要が上がっているという生姜。産地としては高知県が有名ですが、温暖で雨が多いこの土地は生姜作りにぴったりだと、去年、小田さんたちの呼び掛けで始まった生姜作り。今年は12カ所の農家に生産を拡大、およそ5トンの出荷を見込んでいます。

2月に植え付けおよそ10カ月。今は収穫が嬉しくて、好美さん日々様々なレシピに挑戦中だとか…。

News Photo

好美さん「酢と氷砂糖と酒のつまみにいいってみんな言ってるよ。(おいしい!辛くない)きのうはジンジャーエール作ったんですよ」

夏場のこまめな水まきに草取り、出荷は一つ一つ茎を切って土を落とすと、なかなか大変な作業ですが、夫婦二人三脚で迎えた収穫。

好美さん「生姜はどうしても二人じゃないとダメみたい」

News Photo

しょうがで夫婦の仲もポッカポカですか?

Q:定年後の夫婦の仲は良くなった? 好美さん「はっ??」正勝さん「毎日畑で喧嘩しているよ(笑)」

「しょうがなく」いえいえ、定年後の新たな楽しみとして始めた生姜作り。南城市の新たな特産品になればと、城間さん夫婦も期待を寄せています。

正勝さん「みんなで一生懸命、南城市の特産にしようとがんばっています」

News Photo

さて、今週も野菜ソムリエの大城しま子先生に生姜を使った簡単おいしいレシピを紹介していただきます。

大城しま子先生「これからの冬に向かって体の芯から温まるしょうがのスープを作りたいと思います。皮ごと使ってOKですので、スライスして千切りに」

材料はえのきに豆腐に卵、たっぷりの生姜です。沸騰したお湯に鶏がらスープの素を入れて、卵以外の材料を入れます。

野菜ソムリエのワンポイント講座。生姜の辛み成分には胃腸や体の代謝を活発にする作用があり、できれば皮ごと使うのがおすすめです。

大城先生「水溶き片栗粉でとろみがついたら、溶き卵を入れて完成」

ポカポカしょうがスープの出来上がり。朝食にもぴったり朝から元気になりそうですね。

>>大城しま子 野菜ソムリエの“おうちでごはん”

News Photo