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マグロを使ったアイデア料理を競う、「学生対校まぐろレシピ選手権」が23日、那覇市で開かれました。午前11時、未来の料理人たちの戦いが幕を開けました。

食材は「生鮮マグロ」!実は沖縄県は全国3位の水揚げ量を誇る生鮮マグロの一大漁場、なかでも那覇市はその半分の水揚げを占めています。

大会に挑んだのは普段、食品や調理、観光などについて学ぶ3つの学校。会場の子ども達に聞いてみると「カレーがおいしかった」「何が美味しかった?から揚げ」と大人気だったのが、浦添商業高校が考えた「塩麹マグロ竜田揚げカレー」。

浦添商業高校の生徒は「他の学校に負けないようにみんな頑張ってきたので、(グランプリが)とれるといいなと思います」と意気も満々なようす。

一方、長蛇の列ができたのは沖縄調理師専門学校。その人気ぶりに学生たちも「ありがとうございました。もうとってもうれしいです、感無量です、ありがとう!」とすでにヒート気味。

沖縄調理師専門学校はなんとマグロをピザにのせた「やわらかマグロのトルピッツァ」を考案。さらに、ステーキの香ばしい香りで会場を包んだ、中部農林高校の「緑の大地を泳ぐマグロステーキ丼」。

ステーキに添えられた緑のソースがポイントです。生徒に聞いたところ「オクラのペーストです」「Qマグロとの相性ってどうでしょう?美味しいですよ」と自信満々。

来場者も満足げな表情。勝負は彼らの投票や審査委員の評価などで決まります。そして結果は…沖縄調理師専門学校が初代グランプリに輝きました。