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宮古島にある天然のサンゴ礁群「八重干瀬」と石垣島の「津波石群」が国の天然記念物に指定されることとなりました。

このうち、石垣島東海岸の「津波石群」は、1771年に発生した明和大津波の被害とその驚異を現在に伝えるものです。今回は、その明和大津波と2000年前の先島大津波で打ち上げられたとされる石の、合わせて4箇所が国の天然記念物に指定されました。

一方、宮古島北方の海域に広がる巨大なサンゴ礁群、「八重干瀬」。旧暦3月3日の大潮の日に海の中から姿を現したサンゴ礁に女性が降り海水で身を清めて厄を払うという行事もあります。

八重干瀬は、宮古島の文化とも深いつながりのある海浜の風景であり合わせて国の名勝にも指定されました。

今回、これら2件が指定されたことで、県内にある天然記念物は49件となりました。