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読谷村民大会 米兵事件に抗議

2日、読谷村でアメリカ兵がアパートに侵入し、中学生にけがをさせた事件を受け、事件に抗議する読谷村民大会が14日夜に開かれました。

大会で、読谷村の石嶺村長は諸悪の根源は日米地位協定だと述べ、「不平等な地位協定の抜本的な改定が必要だ」と訴えました。

また、被害者の中学生が綴った手紙が読み上げられ、「悪いことをしたらしっかり罪を償ってほしい」とする切実なメッセージに、じっと聞き入っていた参加者たちが拍手を送っていました。

参加した女性は「自分たちは孫も中学生もいるので、心配で今日は絶対反対っで駆けつけてきました」と話し、男性は「こういった基地問題が沖縄だけで解決されずに日本国民(全体の問題)としてとらえていただきたい」と話していました。

大会では、日米地位協定の抜本的な改定やアメリカ兵の身柄を引き渡すことなどを求めた抗議決議が採択されました。決議文は15日、嘉手納基地や日米両政府に届けられます。