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尖閣諸島をめぐっていまだ日中の緊張状態は続いていますが、周辺の地域同士は交流を回復しようと動いています。

2012年の新石垣空港開港を前に13日朝、石垣市長や経済団体らが台湾の観光客誘致などをめざすプロモーションに出発しました。

台湾に向け出発したのは石垣市長をはじめ、観光協会や商工会、漁業組合長など11人です。

一行は2013年3月の新空港開港に向け、台湾からの観光客誘致や国際線開設に向けたプロモーション活動を現地で展開します。

姉妹都市の蘇墺鎮や台北などで行政機関や航空会社などを訪れキャンぺーンを展開し、尖閣諸島周辺の漁業操業についても独自の意見交流会を持つということです。

中山市長は「漁業者同士も仲良く漁ができるような、何らかの取り決めのようなものができればいいかと思っています」と話しました。