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今月11日に投開票される那覇市長選挙には、ご覧の方々が立候補して支持を訴えています。

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村山純候補「民自公対那覇市民の対決です。私は何としてもこの市長選挙を勝ち抜いて、市民が主人公の市政をつくります」

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石田辰夫候補「私たちの年収から3割,4割を自主的にカットしてみなさんに分け与えますというふうに答えをするのが、公僕である公務員のやるべきことだ」

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翁長雄志候補「3期12年というものをやりながらも、あたし自身はこれだけじゃだめだという気持ちもございます」

那覇市長選挙は4期目を目指す翁長さんと、市政奪還を目指す村山さんとの事実上の一騎打ちの構図で選挙戦を繰り広げながら、いよいよあさって11日の投票日へとなだれ込みます。

村山さんは、翁長さんの3期12年は「マンネリとワンマン、押し付けの市政運営であり、そのため那覇市が停滞している」と指摘し、市民が大事にされる市政を取り戻そうと訴えています。

村山純候補「国保税を引き下げるという問題と久茂地小学校の統廃合問題をストップさせるということ。若者の正規雇用をきちっと増やしていく」

村山さんは出発式を久茂地小学校近くで行なうなど、久茂地小学校の統廃合問題ストップし、ゆとりある教育環境を整備すべきだと訴えて、市民会館の建設を計画している翁長さんの政策を批判しています。

これに対して翁長さんは、ゴミ焼却場問題や新都心地区、真壁地区、蔡温橋地区の開発や行財政改革、プロ野球キャンプの誘致などの実績を強調し、支持を訴えています。

翁長雄志候補「中心市街地の活性化というのは大変大きなテーマでして、まちやぐぁー活性化基金ということで3億円積んで、それぞれ通り会に使って、いい形で発展してもらおうとしていますから。そういったことを歩きながらひしひしと声として聞きましたから、頑張っていきたい」

今回の那覇市長選挙は、革新系が統一候補を出せず、共産党が村山さんを推薦、これに社民、社大が単独支持という形で選挙戦を展開しています。

一方、翁長さんはこれまで自民、公明の推薦を受けてきましたが、今回、初めて民主党が相乗りすると言う、民、自、公の枠組みとなりました。

今回の市長選挙では政党間の新たな構図が浮かび上がり、今後の各種選挙の行方を占う大事な選挙ともなっています。

村山純候補「新しい市政に変えようという市民の意気込みを感じますし、どうしても新しい市政に変えていきたい。勝ちます。そういう実感を持っています。ぎりぎりまで市民に入って要求を取り上げて頑張っていきたい」

翁長雄志候補「短期決戦であったけれども、何んとか浸透してきたかなと感じがします。必ず当選して4期目、総仕上げですので、今までの3期12年の上に立って、日本一の風格ある那覇市をつくっていきたい」