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ここからは、ザ・スポーツです。県代表の沖縄尚学の優勝で幕を閉じた九州高校野球大会。その沖尚には、優勝にこだわる、ある理由がありました。

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長崎で7日間にわたって繰り広げられた秋の九州高校野球大会。見事初優勝を達成した沖縄尚学のナインは試合の度に同じ言葉を口にしていました。

柴引佑真一塁手「自分たちの目標はこの大会優勝して神宮にいくことなので」

比嘉健一朗投手「この大会優勝することが自分たちの目標でもあるので、目の前の壁を一つずつ超えていって優勝目指して頑張りたいと思います」

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「ベスト4でセンバツ濃厚」と言われる中で沖尚ナインは一途に「優勝して神宮」を目指し続けたのです。

接戦を勝ち上がり、いざ、優勝のかかった決勝戦へ。あと1勝で「優勝」。その目標に強い思いを抱くある理由がありました。

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諸見里匠主将「神宮には東浜さんもいるし、沖縄尚学初の神宮なので、自分たちも目指しました」

比嘉健一朗投手「亜細亜大学さんが神宮を決めて、巨さんもプロを決めたので、一緒に神宮で戦うことをみんな意識して取り組んできました」

東都大学リーグで優勝し、神宮球場での大学選手権に出場を決めている東浜巨。沖尚出身の憧れの先輩と同じ球場でプレーしたい。その思いが沖尚ナインの原動力となっていたのです。

その思いの力はこの決勝戦でも沖尚に粘り強さをもたらします。試合は両者譲らない我慢比べのまま9回へ。沖尚は1アウト満塁のチャンスを作り、7番平良!

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ついに均衡を破った沖尚がこの回5得点!一途に優勝を目指し続けた沖尚が九州の頂点に立ちました!

優勝の一報は、母校を訪れていた東浜にも。

校内放送「熊本県の済々黌高校に5対0で勝ち、見事九州制覇を果たしました。」

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亜細亜大学・東浜巨投手「後輩である沖縄尚学のみんなが同じ球場で戦えるってことはこれ以上ないことだと思うので、本当によかったと思います。神宮でもアベック優勝できるようにがんばります。」

神宮での夢の共演、そして春のセンバツへ、沖尚の快進撃はまだまだ続きます!

比嘉健一朗投手「神宮大会では今までと変わらず、一つ一つ集中して頂点目指してがんばりたいと思います」

宇良淳投手「甲子園というのは自分たちの小さい頃からの目標の場所なので、出場が決定したら、出られることに感謝してしっかりプレーしていきたいです」

平良勇貴二塁手「センバツでも自分たちのやるべきことしっかりやって、最高の状態で臨んでいって、センバツでも優勝目指してがんばってきたいです。」

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沖縄尚学野球部、おめでとうございます。沖尚、そして東浜巨投手が出場する明治神宮野球大会は大学の部、高校の部ともに今月10日開幕します。また注目の春のセンバツ大会ですが来年1月25日に選考委員会が開かれ、出場校が決まるということです。こちらも楽しみです。以上、ザ・スポーツでした!