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2012年9月の県内の完全失業率は、6.6%で2011年9月と同じ数値となりました。

県のまとめによりますと、2012年9月の県内の就業者数は63万4000人で、2011年の同じ時期に比べて7000人増加しています。

完全失業者数は4万5000人で2011年より1000人増えました。

また、9月の県内の有効求人倍率は0.41倍と14ヵ月ぶりに下がったものの、新規の求人数は11ヵ月連続で増加しています。

一方で、9月は尖閣諸島をめぐる日中間の緊張状態が続き、台風の襲来も多かったことから宿泊業や飲食サービス業で、求人数の減少が見られました。

沖縄労働局では日中間の緊張で、今後も観光業などへの影響が懸念されるとしています。