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南城市は、太陽光を使った新しい照明システムを市の公共施設などに導入することを決め、29日、メーカーとの調印式を行いました。

環境未来都市を目指す南城市が普及を進めるのは、滋賀県のメーカーが開発した太陽光照明システムです。

太陽の光を反射板などを使って取り入れ、紫外線や熱をカットし室内の照明に利用。今回展示されたシステムでは6畳から8畳分の照明をまかなうことができ、日中の電気料金を抑えることができるということです。

29日、メーカーとの調印式にのぞんだ南城市の古謝市長は、「これまでも開発と環境保全を考え街づくりを行ってきた。官民が一体となってこのようなシステムを構築していくことが沖縄の課題ではないか」と語りました。

この照明システムは、全国の住宅に2700台、商業用に800台の普及実績があり、南城市でも物産館やデパートなどで導入が決まっています。

南城市は設置費用を50%支援しさらに普及を目指していきたいということです。