※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

ワシントンを訪れている仲井真知事が22日、国務省と国防総省の高官に会い、アメリカ兵による暴行事件について強く抗議しました。

仲井真知事は、国務省でキャンベル国務次官補とリッパート国防次官補と会談。この中で仲井真知事は「沖縄県民は大変怒っている。

米軍兵士や家族に失礼なことをした記憶は無い。みんなあなたがた側からの事件だ。これは非常に問題ある」と伝えました。

国務省のキャンベル次官補は「深い懸念、悲しみをお伝えする」と謝罪し、今週中に日本を訪れて再発防止策について協議すると述べました。

また国防総省のリッパート次官補は、軍人の外出禁止だけでなく、その家族まで対象を広げた何らかの対策を検討していると述べました。

また仲井真知事が、事件続発の背景に日米地位協定があるとして、抜本的な見直しを要請したのに対し、アメリカ側は「検討する」と答えたということです。