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知事自ら渡米しての要請行動はこれで何度目になるでしょうか。ワシントンを訪問している仲井真知事はアメリカ兵による暴行事件などについて県内の感情をアメリカ軍や政府関係者に直接伝える考えを明らかにしました。

仲井真知事は「ああいうの(事件)は前から時々起こるもので、いい加減にしてもらいたい、というのがありますから」「今度の事件とかオスプレイ配備とか国防総省と会って意見を申し上げておこうと思っている」と話しました。

現地時間の21日、ワシントンに到着した仲井真知事はアメリカ側に綱紀粛正を求めるとともに再発防止を強く促す考えを示しました。また、オスプレイの配備について、見直しを求める考えも強調しました。

知事は「日本政府に対しても不安の払拭というのをちゃんとしてもらわないと、まだまだ不十分ですね。一応沖縄の状況はお伝えしておかないと」と話しています。

仲井真知事は現地時間の22日、アメリカ政府でキャンベル国務次官補や国防次官補に会って要請するほか、滞在中沖縄の基地問題に関する講演なども予定しています。