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国の重要無形文化財にも指定されている宮古の伝統行事、パーントゥが9日から始まりました。

パーントゥは、宮古島の島尻集落に古くから伝わる厄払いの伝統行事で、9日と10日の2日間行われます。

9日夕方、つる草と泥を身にまとった3匹のパーントゥが集落内に姿を現すと、怖いもの見たさで集まった人々の歓声が集落内に響きました。

パーントゥに泥を塗られると、厄が祓われ向こう1年、無病息災が約束されるという言い伝えがあることから、小さな子を持つ親たちは、わざわざ泥を塗ってもらいます。

最近では、島の外にも広く知られ、観光客の姿も目立つようになったパーントゥ。ことしも泥を塗られる覚悟で大勢が訪れ、追いかけてくるパーントゥから逃げ回っていました。