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普天間基地を抱える宜野湾市議会は2日、オスプレイ配備の撤回を求め、アメリカ軍などに抗議しました。

宜野湾市議らは2日午後、アメリカ海兵隊太平洋基地司令部を訪ね、オスプレイ配備の撤回や普天間基地の即時閉鎖・返還を求める抗議決議を提出。また沖縄防衛局には同様の内容で意見書を出しました。

これに対し、沖縄防衛局の武田博史局長は「政府として重く受け止める」と述べたものの「政府としてはオスプレイの安全は確認できたと認識している。日米合同委員会で決めた約束をアメリカ側に守ってもらうよう働きかけたい」とオスプレイの運用に理解を求めたため、話は平行線をたどりました。

呉屋勉市議会議長は「言葉の重みというんですか、これの重みが、そういう形で訴えていいのか。どういう形がいいのかという意味では、非常に悩んでいます」と話していました。

また市議会では8月に那覇市で発生したアメリカ兵によるわいせつ傷害事件についても抗議し、再発防止と日米地位協定の抜本的な改正を要請する抗議決議を在日アメリカ軍沖縄調整事務所に提出しました。