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台風16号は、9月16日、沖縄本島を直撃し、各地を暴風域に巻き込みながら北上を続けています。

この後も吹き返しの風や雨に引き続き警戒が必要です。大型で非常に強い台風16号は、9月16日午前11時現在、沖永良部島の西南西、およそ60キロの海上にあって、1時間に25キロの速さで北に進んでいるとみられます。

気象台によると、本島中南部は9月16日午後3時ころまでに、本島北部は9月16日午後6時ころまでに暴風域を抜ける見込みです。

「時刻は午前6時59分、大潮の満潮の時間になりました。高潮の影響で、こちら歩道部分まで波が押し寄せています」

この台風でベニア板が顔に当たるなど4人がけがをしています。各地で床上・床下浸水の報告が入っているほか、県内全域で460人が自主避難しています。

また、県内では最大で6万2800戸が停電し、現在も広い範囲で続いています。交通機関は9月15日に続き、ストップした状態で、航空各社は9月16日夕方までの便を中心に247便の欠航を決めています。

本島と離島を結ぶ海の便、路線バスも全便欠航しています。都市モノレールは、9月16日午後4時までの運休を決めています。

台風は北上を続けていて、沖縄地方からは遠ざかりますが、引き続き、猛烈な風や雨に厳重な警戒が必要です。