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小中学生達の熱戦全日本卓球選手権の沖縄県予選の結果です。共に頂点をめざす2組の親子を取材しました。

全国切符をかけ、13歳・14歳以下の小中学生が熱戦を展開した卓球選手権。特に母、正江さんの影響で卓球を始めた喜納漢裕(くにひろ)君は去年ダブルス・シングルスで優勝し、2冠2連覇を目指しています。

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喜納選手「県予選で1位通過しないと(全国のトーナメントで)悪いところに入るので練習をちょっと増やしてきました」

準決勝まで1セットも落とさずむかえた決勝。青のユニフォーム喜納君と森君は、淡々と第1セットをとりますが、5点リードで向かえた第2セット。得意のドライブが決まらず逆転を許し今大会初めてセットを落とします。

第3セットも敗れた2人。

母「どんどん話していかないと気持ちで負けてるよ技術とかじゃないから」サービスエースでガッツポーズ!声が出始めます。

喜納選手「話し合ったから結構まとまったしそれがよかったと思います」母の言葉で喜納くんのドライブが冴えました。2人は最終セットも勝利しまずはダブルス2連覇を達成。喜納君は続くシングルスも、得意のサーブで決勝リーグを圧勝し2冠2連覇を達成しました。

一方13歳以下の女子シングルス小学5年花木愛理さんが中学生に挑みました。1セットをリードされ迎えた第4セット。劣勢の場面で、父、友明さんがタイムアウトを取ります。

友明さん「元気だけは出したほうがいいと言いました」力強いスマッシュが決まって同点!しかし中学生を前にあと1歩及ばず、このくやしさを将来のばねにします。

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花木愛理さん「(将来は)日本代表に入れるように強くなりたいです」