※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

飛行機に乗ってきたそうです。団体割引だったのでしょう。旧盆の入りのきのう30日、石垣市ではあの世からの使者「アンガマ」の行列が家々を訪れ、先祖供養を行ないました。

石垣市の伝統的なお盆の行事「アンガマ」。あの世からの使者ウシュマイとウミーが子孫を連れて現れ、踊りや会話などで祖先を供養します。

特にその見どころは現世の人との珍問答、まずは、あの世からどうやって来たのかと聞くと、アンガマは「ボーイング767に乗ってきた。飛行機で!」と答え、「なぜ歯が1本しかないのか」という質問には「この間のロンドンオリンピックで金メダルに全部使った。よく金メダルとるからよー」と、楽しいやりとりに会場は終始笑いに包まれていました。

この「アンガマ」旧盆の3日間、日暮れとともに現れ、各地で家々を訪問先祖の霊を慰めます。