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先日も超大型クルーズ船が入港した那覇港。観光客の誘致だけではなく、物流の拠点としての那覇港の可能性について河合キャスターが取材しました。

右肩上がりに大型船の入港が増える那覇港、その2010年の経済効果は2243億円。クルーズ船の寄港は過去最高になる見通しで、今後その経済効果はさらに高まると予想されています。

河合キャスター「こちらは那覇港に接岸するもっとも大きなコンテナ船です。20フィートのコンテナを5000〜600個運ぶことができます」

全長276メートル、総トン数6万4502トン、北米に航路を持つAPL社のコンテナ船です。毎週1回入港していますが、このクラスの国際コンテナ船の入港はこの1隻のみ。毎年およそ1000万トンの貨物を扱う那覇港ですが、その数字は横ばい状態で、貨物ターミナルとしてはその機能をより高めていきたいと考えています。

その1つが、コンテナ船の荷捌きを行うガントリークレーンです。一括交付金を利用して3機目を購入予定です。

そして今後、そのつながりを強化をしていきたいのが…。

金城企画建設部長「第3次のリーディング産業は臨港臨空型産業、シー&エア、海と空で貨物を集める仕組みを作る」

現在、日本は中国や韓国の港に貨物の中継地としての機能を奪われている状況ですが、アジアと隣接する沖縄・那覇港でその可能性がひきだせないかその模索も進んでいます。