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飲酒運転の根絶を目指し、イベントや講演会などで県民への啓発活動を行うアドバイザーの委嘱状交付式が14日に行われました。

飲酒運転アドバイザーとして委嘱を受けたのは医師をはじめ、飲酒運転によって家族をなくした被害者家族など22人です。

1年間の任期中、県内各地のイベントや講演会に参加して、アルコール依存症に関する知識を伝えたり、飲酒運転事故の体験談などを話すなど、それぞれの立場から啓発活動を行います。今回あらたにアドバイザーの委嘱をうけた宮城功光さんは「積極的に飲酒運転についてのアドバイスをしていきたい」と話していました。

県内では人身事故に占める飲酒がらみの事故の割合が1990年以降、22年連続で全国ワーストワンとなっています。また、2012年も6月末までに発生した3190件の人身事故のうち、飲酒がらみの事故は53件で、その割合は全国ワースト1位となっています。警察では、アドバイザーの協力を得て飲酒運転の根絶をめざしたいと話しています。