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53年前の宮森小ジェット機墜落事故を題材にした絵本の朗読会が、12日、那覇市で行われました。

「突然、大きな音がして真っ赤に火を噴いたジェット機が突っ込んできました」と読み聞かせをしていました。

朗読会は、宮森小学校へのジェット機墜落事故を題材にした絵本「6月の空」を制作したハーフセンチュリー宮森が、沖縄国際大学の学生や石川高校の生徒と開いたものです。

まず学生達は8年前の沖縄国際大学へのヘリ墜落事故で、キャンパスはアメリカ軍に占領された状態になったことを、高校生たちは、「6月の空」を朗読し、53年前の事故では11人の児童が犠牲になったことを伝えました。

女性は「どういう沖縄を子どもに見せたいのかを考えて生きていかないといけないとすごく感じました」と話します。

ハーフセンチュリー宮森は、「平和な空のために事故の悲惨さを伝え続けたい」と話しています。