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ごみのリサイクル技術やビジネス化のノウハウを沖縄で学ぼうと、トンガなどからやって来た研修員が9日に那覇市役所を訪問し、意気込みを語りました。

これは、那覇市やJICAなどが主催する研修プログラムで、南太平洋の島嶼国トンガ王国などから4人が参加しました。

トンガでは近年、住民のライフスタイルの変化などにより、缶やビンなどのごみが増加し問題となっています。プログラムはトンガと同じく、離島の多い沖縄で、ごみ処理の技術やリサイクルビジネスのノウハウを学ぼうと、およそ2週間の日程で沖縄を訪れています。

那覇市の翁長市長と面談した研修員たちは「この研修で学んだ成果でトンガをより美しい島にしたい」と話し、トンガ・ババウ島でごみ処理業を運営する研修員は「沖縄で学んだことを生かして、行政や市民、私たちが一緒になって地元でも取り組みたい」と話していました。

研修生たちは今月17日まで、県内のリサイクル企業を視察したり、琉球ガラス村でのガラスのリサイクル工程などを見学する予定です。