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宮古島の古くからの伝統行事、平良島尻の「ズーコーモーイ」が5日に行われました。

集落の家々を歌を歌いながら廻るのは平良島尻の子どもたちです。「ズーコーモーイ」と呼ばれるこの伝統行事の名前は「器に米を山盛りにする」という意味。歌っている歌詞の意味も「米がたくさん獲れた、ことしも豊かな年がやってきた」という内容だそうで、かつて島尻でさかんだった稲作の名残を思わせる行事です。

子どもたちは豊作を願う歌を家々の庭先で円を描きながら歌い、その家からご褒美をもらいます。いまはお菓子となったご褒美ですが、昔はおにぎりだったということです。

集まったお菓子はみんなで分け、子どもたちは抱えきれないほどのお菓子をもらい嬉しそうでした。