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シーサーやキジムナーなどを題材に力強いタッチで沖縄らしさを表現する木版画展が、7日から那覇市で始まりました。

展示会には独学で木版画に取り組む大山朝之さんの作品およそ20点が展示されています。大山さんは理学療法士をつとめる傍ら独学で木版画製作にも取り組んでいて、2012年6月に続き、2回目の個展を開きました。

可愛らしいキジムナーがシーサーに乗っている作品や高校時代、ボクシング部だった大山さんの青春の1コマをダイナミックに表現した躍動感溢れる作品。また「タウチー」を描いた作品からは決闘にのぞむ鶏のギラギラとした闘争心が伝わってきます。

大山朝之さんは「黒と白の対比と力強い線、可愛らしいものもあったり勇ましいものもあったりするので、そのような違いを着目してみてほしい」と話していました。

この木版画展は今月13日まで、那覇市で開かれています。