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オスプレイの搬入を阻止しようと沖縄から6人の方々が岩国を訪れました。彼らが口々に言ったのは「居ても立っても居られない気持ちで来た」。阻止行動の様子を取材しました。

「岩国にオスプレイが向かっているわけだから、いてもたっても居られない気持ち」こう語ったのは東村高江区でヘリパッド建設反対の座り込みをしている安次嶺現達さん。翌日も世も明けぬうちから海上での阻止行動に参加しました。

安次嶺現達さんは「とにかく向かってきている。何とか追い返したい気持ちで抗議したい」「岩国の次は沖縄。とにかく陸揚げされても追い返す勢いでやりたい」と話します。

島袋夏子記者は「グリーンリッジが見えるこちらの場所には多くの人が集まり、オスプレイの搬入を阻止しようと、声をあげています」と話します。岩国での抗議行動には沖縄から6人が参加。オスプレイの配備について反対の声が高まる今こそ全国の人たちと連携を強めたいという思いが伝わります。

住民投票の成果を生かす岩国市民の会大川清代表は「岩国はその(オスプレイ配備の)足がかりをつくってしまうということになって、僕はそういうことがたまらないんですね」

岩国市議会の田村順玄市議は「今は一日でもここで食い止めておく。そして、最終的に沖縄に届かないようにするのが私たちの大切な任務だと思うんですね」ヘリ基地反対協の安次富浩共同代表は「岩国の空を飛ばさせない。日本の全国に飛ばさせない。沖縄の空を飛ばさせない。この岩国の港からそのままそっくり持って返させるアメリカに。そういう運動をこれから全国展開しなくちゃいけない」と話します。

23日はおよそ600人が参加。オスプレイの配備を止め、沖縄の基地問題を解決させるには、全国の人たちの理解と協力が必要だということを確認していました。