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太平洋戦争中、フィリピンで亡くなった沖縄出身者の追悼式を行うため、15日に墓参団が那覇空港を出発しました。

墓参団には、戦前にフィリピンに移住し、太平洋戦争で亡くなった沖縄出身者の遺族ら72人が参加しました。

山入端嘉弘団長は「高齢化などで年々参加者が減っているが、今も現地での供養を願う方は多い。この旅を継続させていきましょう」と挨拶しました。

親子で墓参の父親は「今のうちに行かんと、もう。もうちょっと歳とったら行けないかと思って」と話し、その息子は「親父を連れてきましたよと。子どもも孫もおかげでみんな繁盛していますと。安らかにまた見守っていただけたらという話ができたらと思っています」と話していました。

一行は5泊6日の日程でフィリピンのダバオ市を訪問し、沖縄出身の戦没者を祀る「沖縄の塔」での追悼式などを行います。