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60歳で定年退職した後、再雇用された人たちのパートタイム化を阻止しようと基地内の従業員でつくる全駐労が13日24時間ストを実施しています。

キャンプ瑞慶覧の石平ゲート前には全駐労の組合員600人余りが集結しました。今回のストライキはアメリカ軍が定年退職した従業員を再雇用する際、週30時間のパートタイム制に切り替えたことに抗議したものです。

全駐労では、「年金の受給年齢が引き上げられる中、パートタイム制が導入されたら60歳で定年退職した人たちは年金がもらえるまでの間生活が立ち行かなくなる」と訴えています。

全駐労の与那覇委員長は「防衛省は雇用主と言いながら、残念ながら雇用主の責任は果たせないでいます。」「日本政府は雇用主で、労務費を負担しながら、こういうことを撤回させないことには憤りを感じます」と話します。

全駐労では日本政府に対して、雇用主としてアメリカ軍と交渉するなど責任を果たすよう求めています。