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県をあげてオスプレイ配備に反対する中で、オスプレイの訓練用だとはっきりした東村高江のヘリパッドの建設が10日から再開され、緊迫しています。

座り込みをしてきた住民達は5年前から、これはオスプレイ用だとだからダメだと主張してきましたが、オスプレイが来るか来ないか、国は一度も回答しないままでした。そんな中、2年前にこんな説明会が開かれていました。

なぜ、集落のそばにヘリパッドを作るのか。どんな機種が来るのか。どこを飛ぶのか。なんの説明もないままの工事強行に、この5年、建設現場は混乱が続いています。

今度こそ、ちゃんとした説明がほしい。2010年2月、防衛局による3度目の住民説明会が高江公民館で行われました。その際、住民のひとりは「新聞ではオスプレイが飛ぶと行ってるんですが、それはどうなんですか?この質問からお願いします」とたずねました。防衛局の職員は「オスプレイの沖縄への配備につきましては、米国政府から現地点において何ら予定を有していないとの回答を得ているとの事でございます」と答えました。

また別の住民は「馬鹿じゃありませんよ!報道見てますよ!テレビだって。声高にいってるじゃないですか、オスプレイが飛ぶって。何回聞いても返事しないで。はぐらかして。それで信用して下さいって、できるはずないじゃないですか!」と話し、真部局長が「配備が行われるということが私どもでアメリカを通じて確認ができた場合には、それについてお知らせする」と話しました。

オスプレイの配備が確認できたら住民に伝えると約束した真部局長。6月にアメリカ軍の環境審査で高江への配備が公になってからも一度も高江区民に説明はないまま、10日に工事を再開した国のやり方に現場は強く反発しています。