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これからの平和教育のあり方について考える教養講座が、6月24日、沖縄大学で開かれました。基調講演で、沖縄大学の加藤彰彦学長は、戦争の本質が国家に服従し、自分の判断力を失くしていくことにあると指摘。

「受験戦争」や「就職戦線」という言葉など、日常生活にも戦争の論理が浸透しているとして、自分自身で考え、一緒に語り合えることが保障される社会をつくることが、これからの平和教育を考えていく上で、重要だと訴えました。

また、沖縄固有の文化や歴史が、廃藩置県やアメリカ統治によって奪われ続けてきたとして、それらをどのように取り戻し、次の世代に継承していくかが今後の沖縄の課題だと話しました。