※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

千代紙を使って小さな着物を作り、和装と琉装の違いや仕組みを学ぶというユニークな講座が30日、県立博物館美術館で開かれました。

伝統の琉装の良さを知って貰おうと開かれたこの講座、参加者はまず和服と琉装の両方を着付けてもらい丈の長さや着心地、着付けにかかる時間など双方の違いを確かめました。

この後、千代紙を着物の襟や袖などの形に切り抜き、それを組み合わせて実際に着物が出来る仕組みや過程を体験しました。

参加者のひとりは「直線じゃないですか布は。だんだん形になっていくのが楽しいです」と話し、また、参加した小学生の男の子も記者に出来栄えを聴かれ「多分100点だと思う」と答えていました。

参加者は、細かい作業に戸惑いながらも琉装の魅力を感じていました。