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農林水産物などの関税撤廃を掲げるTPP交渉への参加を阻止しようと20日、浦添市で県民集会が開かれました。

集会はTPP交渉への参加を阻止しようと開かれたもので、参加者は口ぐちに「農業だけでなく、医療や保健、金融など、あらゆる分野に影響を及ぼす」と訴えました。

20日の集会には沖縄本島や離島からおよそ1000人の農業関係者らが参加。参加した農業関係者のひとりは「我々の立場からすればサトウキビが栽培できなくなる可能性があると、だからそういうことが払拭されてない以上参加すべきでない」と話していました。

仲井真知事は「国民の理解を得ないままTPPへの参加を進めるのはおかしい」と述べ政府に対する不信感を示しました。

会場ではTPP交渉への参加に反対する集会アピールが参加者全員で採択されました。