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北朝鮮が予告している「衛星」打ち上げに対し、国がPAC3の配備を検討している候補地の一つである石垣市に28日、自衛隊の部隊が入りました。

28日午前8時ごろ、石垣空港にはPAC3の運用部隊など隊員40人余りを乗せた自衛隊機が着陸しました。これらの部隊は、田中防衛大臣が出したPAC3配備準備を進めるための命令を受け、調査のため石垣入りしたものです。

一行は到着後、石垣港の埋め立て地に移動し、PAC3発射台の設置場所や北朝鮮が「衛星」を打ち上げた場合の島内の被害状況の確認のために離陸させるヘリコプターの待機場所の有無などを調査しています。

防衛大臣は30日にも北朝鮮の「衛星」の破壊命令を出すと見られていますが、石垣市には27日から配備に対する問い合わせも寄せられているということです。