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障害者の権利を守ることを目的にした新たな条例を作るための県民会議が7日開かれ、会議に寄せられた意見や差別の事例について、話し合いました。

会議では、障害者を取り巻く環境の改善のため、県内の障害者団体などからヒアリングされたさまざまな事例を「障害を持つ人にとって差別及び不利益と思われる事例」や「虐待と思われる事例」、「障害のある人にとって辛いこと」などに分ける作業が進められています。

ある委員は、医療機関で差別用語を使われた事例を取り上げ「障害のある人にとってつらい事」に分類されているがことについて、「これは”差別”ではないか」と述べましたが、これに対し別の委員は「言葉だけで差別だとすると、逆に障害者に話しかけにくくなるのでは」と述べるなど、活発な議論がなされました。

会議は今後も議論を重ね多くの意見を条例に反映させるということです。