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県内の高校では卒業式が行われ、およそ1万4000人の生徒が学び舎を巣立ちました。

那覇西高校の卒業生を代表して糸数三穂さんは「3年という時が経つせつなさを身にしみて感じています」「もう2度と過去には戻ることはできないけど、ここで立ち止まることなく、現実と夢がかけはなれることがあったとしてもそこであきらめず、自分の足で自ら選んだ道を歩いていきます」と3年間の高校生活への思いをかみ締めながらあいさつしました。

また、陸上競技円盤投げでインターハイ、国体と2冠を達成した知念莉子さんは関東の大学に進学が決まり、花道では多くの後輩に見送られました。

知念莉子さんは「うれしいです。大学に進学するので、シニアで戦う力をつけ、いずれは世界を見据えた選手になれるようにがんばりたいと」と話します。

一方、父であり陸上部の監督でもある知念信勝さんは、娘の成長を確認した3年だったと話します。「さびしくはないですか?」と記者が訪ねると「それはまだ感じません。ほっとしているのと次の大会を見にいける喜びがありますので、貴重な3年間だったかなと思います」と話します。それに対し莉子さんは「家庭でも学校でも自分のことを見てくれ、日本一に立たせてくれて感謝している。今度は親元を離れてもできるってところを見せて、いい報告ができるようにしたいと思います」と話しました。

こちらは本部高校。ゴルフの日本女子アマで優勝し、さっそくあすからゴルフのダイキンオーキッドレディスに出場する3年の比嘉真美子さんも卒業。「いままで予選通過やローアマチュアをいっぱい取ってきたので、達成した目標じゃなくて達成してない目標をクリアしたい。優勝めざしてがんばります」と大会への意気込みを語りました。

96人の卒業生を送り出した南部工業高校では、2011年にソーラーカーでオーストラリア大陸を縦断したメンバー金城孝作さんと宮里宗一郎さんも卒業を迎えていました。

2人はオーストラリアの大会で、高校生として世界初挑戦で13位という成績を収めたことが全国の工業高校の学校長で組織する協会で評価され、学校長賞を受賞し表彰されました。

金城孝作さんは「3年間全部楽しかったです。寂しいというよりきれいさっぱり終えられたかなって感じ」と話します。2人とも県外の大学に決まっていて、大学でもソーラーカー作りに取り組むと決意を新たにしていました。

一方、こちらは制服がはち切れんばかりの高校生、中部農林高校相撲部の福里勇弥選手。春からは、あの元横綱・千代の富士が師匠を務める九重部屋への入門が決まっています。

福里勇弥さんは「厳しい世界とは自分でわかっている。その世界に足を踏み入れると決めた以上は、中途半端な気持ちではできないと思う」と話します。

相撲部恒例の胴上げ!186センチ、130キロの巨体は宙を舞いながら、恩師や後輩にプロでの活躍を誓っていました。