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浦添市の介護老人ホームで、女性講談師が自身の介護をテーマにした講談を披露し「明るく楽しい手抜き介護」を呼び掛けました。

講談師はおもに歴史物語を面白くわかりやすく話すものですが、田辺鶴瑛さん・銀冶さん親子は、実の母親と義理の両親の3人の介護をした経験をまとめた「介護講談」を全国各地で披露しています。

24日、浦添市の老人ホームには介護を受けている人や介護をしている人およそ100人が集まりました。

田辺鶴瑛さんは「みなさん知っていますか?手抜きはどんな時にしていいか。手抜きしていいのは当分死ななそうな時!」などと軽妙に語り会場を沸かせました。

田辺さんは自分の経験を面白おかしく話し「先の見えない介護は必死にならないこと、手抜きをすることだ」と扇子を片手に軽快に話しました。田辺さんの講談のリズムに引き込まれ、会場は終始笑いに包まれていました。