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全国でも初めてとなる津波発生時の避難を目的とした地図が琉球大学で製作されました。

22日、琉球大学が発表した「スーパー減災マップ」は浦添市の地図製作会社と共同で制作したもので東日本大震災の津波被害を教訓に海抜高度だけでなく3階建て以上の建造物、その番地までを細かく表示した全国初の防災マップです。

製作に携わった琉球大学工学部の仲座教授は「実際これを使ってシミュレーションで歩いてみることまでが必要だと考えています」「学校や家庭で海抜20メートル以上の場所を目標に避難場所や避難経路を考えてほしい」と話しました。

仲座教授らの研究室は震災後の2011年9月から製作を開始、今回は那覇市版のみ5000部が完成したということですが、2012年内にも全市町村の減災マップを製作する予定です。