※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

19日、那覇市で自然環境を大切にした真の豊かさなどを考えるシンポジウムが開かれました。

県立博物館で開かれたこのシンポジウムは、多様な生物が生息し、関わり合うことで成り立っている沖縄の自然を守っていこうと、県が企画したものです。

講演では、東京工業大学の本川達雄教授が、「人間の衣食住は地球上に生息する175万種の生物の生態系のバランスから成り立っている」と説明。「自然の恵みは世界GDPの16倍から54倍にも相当すると言われているが、数字に換算する概念を止め、心豊かに暮らすことが環境問題解決への第一歩」と指摘しました。

また、動物写真家の湊和雄さんがやんばるの森の生き物を紹介し、集まった人たちは映し出された写真に見入っていました。