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沖縄を訪問している田中防衛大臣は18日午後には普天間基地やその周辺を視察し、夕方から県庁で知事と会談をしました。

田中防衛大臣は普天間基地でイアン・ウォレス副指令官と会い、基地内を視察しました。

そのあと田中大臣は1月の視察で「学校上空を飛ぶヘリコプターについてそれほど多いわけではない」と発言して反発を呼んだ普天間第二小学校を訪問。小学校の屋上で知念校長から日常の基地の状況について説明を受けたほか、知念校長から「固定化がないように願っています」と子どもたちに安心安全な環境で学ばせたいなどの要望を受けました。これに対し、田中防衛大臣は「それは絶対固定化はないということで対処しております」と答えました。

この後、田中大臣は、仲井真知事と会談し「沖縄の負担軽減を最優先して取り組んでいきます」と述べ、辺野古移設に対する理解を求めました。しかし仲井真知事は「普天間の固定化はダメで、一日も早く動かしてほしい」と訴えました。