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一括交付金が初めて組み込まれた県の2012年度予算案がまとまりました。一般会計の総額はおよそ6807億円と、過去最大となります。

県がまとめた2012年度の当初予算案によりますと、一般会計の予算総額は2011年度より11.9%増加して6806億7300万円となりました。

県が要望した一括交付金1575億円が予算化され、市町村分も県予算に組み込まれたため総額が大きくなりました。

一括交付金は離島住民の交通費の補助、外国人観光客の誘致推進事業、農林水産物の輸送コスト補助など135の事業に活用されます。

ただ、一括交付金のうち123億円は、当初予算に事業として盛り込むことができず、いわば「使い切れない」状態となっていて、今後、補正予算でどのように対応するか、県の手腕が問われることになります。

予算案は、来週開会する2月定例議会に提案されます。