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アメリカを訪れている名護市の稲嶺市長は、普天間基地を辺野古へ移設する現行の計画について「見直しは可能だと思う」と指摘しました。

稲嶺市長は日本時間の7日、ワシントンのシンクタンクでの講演後記者団の取材に応じました。

稲嶺市長は、日米の審議官級協議で普天間移設と海兵隊の移転計画を切り離すことで合意したことに触れ「これまで変更できないといわれていたロードマップが変更されているのなら現行の移設計画の見直しも可能だ」と指摘しました。

稲嶺名護市長は「ロードマップと違う計画が進んでいるというならばロードマップもしかりでそれならば見直しは可能ではないか、すでに前提が崩れているわけだから見直しは可能だと思う」と話しました。

稲嶺市長は10日までの日程で国防総省の担当者やジム・ウェブ上院議員・ダニエル・イノウエ上院議員らと意見交換し辺野古への移設断念を訴える考えです。