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普天間基地の移設に伴い、海兵隊員8000人をグアムにまとめて移転する現行の日米合意について、2月3日夜、玄葉外務大臣は日米両政府で協議していることを明らかにしました。

玄葉外務大臣は記者団に対し「柔軟性を持って、アメリカ側と静かに協議をしているところであります」と答えました。

これは、アメリカの通信社ブルームバーグが、アメリカ海兵隊のグアム移転計画の変更に伴い「普天間基地の代替施設建設に依存しない」と報じたのを受けて開かれたものです。

玄葉外務大臣は日米で協議していることを明らかにしたものの、辺野古移設が最善との方針は変わっていないと繰り返しました。これに対して4日、仲井真知事は「こういうことは、きちっとソースを押さえてからじゃないとコメントできません」と答えました。

辺野古移設と海兵隊移転のパッケージが崩れた場合、普天間の固定化が懸念される一方、海兵隊の移転が別に進み、負担軽減が促進される可能性も出てきました。